プレス加工後の熱処理が不要
日本金属の熱処理鋼帯は厳選された冷間圧延製品を素材として、予め熱処理を施した製品です。
熱処理材の強度分布
特長
- 熱処理が不要
- 予め熱処理を施しておりますので、ばね製品としての特性を得るための熱処理が不要です。
- 打ち抜き・成型加工性
- コイルからの打抜きや成形加工が可能で、効率よくばね製品を製造することが可能です。
- 形状安定性
- プレス成型後のばね特性を得るための熱処理が不要のため、熱処理による形状変化がなく、手直し工程が省略できます。
詳細
鋼種と化学成分
| 区分 | 鋼種 | 化学成分(Wt%) | ||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| C | Si | Mn | P | S | Cu | Ni | Cr | Ni+Cr | ||
| TF鋼帯 | TF60 | 0.55〜0.65 | 0.15〜0.35 | 0.60〜0.90 | 0.030以下 | 0.050以下 | 0.30以下 | 0.20以下 | 0.20以下 | 0.35以下 |
| 精密焼入 鋼帯 |
S60CM | 0.55〜0.65 | 0.15〜0.35 | 0.60〜0.90 | 0.030以下 | 0.035以下 | 0.30以下 | 0.20以下 | 0.20以下 | 0.35以下 |
| S65CM | 0.60〜0.70 | 0.15〜0.35 | 0.60〜0.90 | 0.030以下 | 0.035以下 | 0.30以下 | 0.20以下 | 0.20以下 | 0.35以下 | |
| S75CM | 0.70〜0.80 | 0.15〜0.35 | 0.60〜0.90 | 0.030以下 | 0.035以下 | 0.30以下 | 0.20以下 | 0.20以下 | 0.35以下 | |
| SK85M | 0.80〜0.90 | 0.10〜0.35 | 0.10〜0.50 | 0.030以下 | 0.030以下 | 0.25以下 | 0.25以下 | 0.30以下 | – | |
| SK95M | 0.90〜1.00 | 0.10〜0.35 | 0.10〜0.50 | 0.030以下 | 0.030以下 | 0.25以下 | 0.25以下 | 0.30以下 | – | |
| SKS81M | 1.10〜1.30 | 0.35以下 | 0.50以下 | 0.030以下 | 0.030以下 | 0.25以下 | 0.25以下 | 0.20〜0.50 | – | |
精密焼き入れ鋼帯
当社の精密焼き入れ鋼帯(特殊鋼・ステンレス鋼)は、卓越した冷間圧延技術と熱処理技術により製造されています。
採用例
カメラシャッター羽根
各種ワッシャー
織機用筬
ラッピングキャリア
表面仕上げ・硬さ
| 区分 | 仕上げ | 硬さ(HV) | 内容 |
|---|---|---|---|
| 炭素鋼 | 光輝白・研磨白 | 340〜560 | 熱処理時または熱処理後に研磨して白色に仕上げたもの |
| 炭素工具鋼 | 光輝青・研磨青 | 熱処理時または熱処理後に研磨して青色に仕上げたもの | |
| 合金工具鋼 | 光輝茶・研磨茶 | 560〜600 | 熱処理時または熱処理後に研磨して茶色に仕上げたもの |
製造可能範囲
| 硬さ(HV) | 板厚(mm) | 板幅(mm) |
|---|---|---|
| 340〜600 | 0.01〜1.6 | 150以下 |
※上記鋼種以外についてはご相談下さい
TF鋼帯
“高じん性”を追求したTF鋼は引張強さ700~1,000MPaレベルを狙った良加工性高強度 鋼帯で、中炭素フェライト・パーライト鋼です。
採用例
ロックプレート
ロックワッシャー
機械的特性(代表値)
| 鋼種名 | 仕上 | 機械的特性 | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 硬さ (HV) |
引張り強さ (MPa) |
耐力 (MPa) |
伸び (%) |
||
| TF60 | WH | 273 | 900 | 562 | 12.3 |
| SK85 | HR | 287 | 900 | – | ≦1.0 |
組織観察
TF鋼は、ラメラー間隔が大変細かい層状パーライト組織を呈しております。
製造可能範囲
| 硬さ (HV) |
板厚 (mm) |
板幅 (mm) |
|---|---|---|
| 260〜300 | 0.8〜1.5 | 400以下 |
※上記以外の板暑につきましては別途ご相談下さい。
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採用分野
機能・効果
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